『ゴミ屋敷に棲む人々-孤立死を呼ぶ「セルフ・ネグレクト」の実態』

以前ホーダーという本をご紹介しました。

それに関連してこちらの本を読んでみました。

「ゴミ屋敷に棲む人々-孤立死を呼ぶ「セルフ・ネグレクト」の実態」

セルフネグレクトは
自分自身による自分自身へのネグレクト
消極的に自己を放置・放任すること

高齢者に関連して書かれたことが多い本で、いくつも衝撃的なデータがありました。

・全国で年間2万7000人程度の高齢者が
死後発見までに2日以上を要していました。

・全国で年間1万6000人程度の高齢者が
死後発見までに4日以上を要していました。

・全国で年間9000人程度の高齢者が
死後発見までに8日以上を要していました。

・東京23区ではH18年の段階で孤立死は男女あわせて3395件発生しており
毎日10人前後が孤立死している

セルフネグレクトに至る要因は
家族や社会から孤立してしまったり、家族や友人の死による生きる意欲の喪失
サービスの多様化・複雑化による手続きの難しさ、
世間体や遠慮・気兼ねによる支援の拒否、経済的困窮、
認知症などによる判断力の低下など様々な原因があります。

生活保護を受けるには預貯金がないことが条件であり
自分の葬式代は残しておきたいと貯蓄していることで生活保護を申請できない
など様々な要因がからみあっていることがわかります。

アメリカにはICD(Institute for Challenging Disorganization)という団体があります。
CD(chronic disorganization=慢性的に片付かない、オーガナイズできない状態)
タイプの人に特化しオーガナイズをするためのプロを育成する団体です。
日本ライフオーガナイザー協会はICDと提携していて、
CLO認定講座でそのプログラムを学ぶことができます。

引越しを業者に依頼することが今は当たり前になってきたように、
エアコンや水周りのクリーニングを業者に依頼することが広まってきたように
ライフオーガナイザーに暮らしを整えるサポートを依頼することが当たり前になって
家族・社会とのつながりが広まるようなサポートをしたいと思っています。

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