ヒカキンミュージアムに向けたご提案を考えてみました。

事の始まりはこちらの動画。

物が増えすぎて引っ越しするというヒカキンさんの動画を片づけのプロ仲間と一緒にみて語らってみた様子が先日の記事。


通常のサポートでもお問合せから初回のヒアリングに伺うまでに、事前アンケートにお答えいただいたり、お部屋や収納の写真を送っていただりした情報を元に仮の対策案を検討しています。

ただ事前情報だけではわからないことが山のようにありますので、必ず初回ヒアリングの時間をいただき、実際に物の動きの流れや写真には出てこない生活習慣、本人は気づいていない行動のクセ、どのような環境にしたいのかなどじっくりお話しを伺ってから実際の作業をご提案します。

今回は直接本人にヒアリングするのは難しいので(笑)、今までに公開されている動画も色々ヒントにヒカキンさんが大事にしていそうなことを拾いつつプランニングしてみました。

2019年

2018年

2017年




2016年

 

見すぎ・・・?(笑)

勝手にクライアント情報まとめ

29才(平成の終わりとともに30才)男性
ひとり暮らし
ペット:ねこ2匹(まるおともふこ)
引っ越し予定:新居引っ越し済(数年ごとに引っ越ししているため今後も予定あり)
職業:YouTuber
生活スタイル:不規則・食事はコンビニ等が多い、コーヒーやドリンクをよく飲む
息抜き:睡眠・マッサージ
家事の様子:基本的な掃除・洗濯・皿洗い・ゴミの処理など自身の身の回りのことはできている

 

困っていること

・動画撮影した物が溜まっている(どれも大切なもの(と思っている))

・動画を撮影しようと購入したが開封できていない箱が山積みになっている

・たたんだ洋服が床に置かれたまま

・洋服が捨てられない(10年間一度も捨ててない)(※これは本当に困っているかは不明)

 

片づかない原因は

”入ってくる物量が管理能力を超えている”

これに尽きますね。
管理能力というのは本人のスキルだけでなくそこにかけられる時間も含みます。
生活ごみや思い入れが低い物は処分管理していて、片づけスキルが高そうなヒカキンさんでも企画・動画撮影・編集に忙しく時間が取れないとこうなります。

 

ヒカキンさんの動画を見ていて感じたことは

・完璧主義
→あれだけ動画をアップしていても、「ここは動画に出してないんですよ」という場所がいくつかあり、きっちり役割を分けているようです
「何時に○○があるから今のうちに○○しよう」などかなり計画的に戦略的に過ごしている
「ゼロか100か思考」で、優先順位の低いことはできないならやらない傾向がみられる

・家族(人・ねこ)をとても大事にしている

・家にとても思い入れがあり大好き
→時間があれば物件探しをしている。これまで住んでいた家は画鋲1つ刺したことがない。
壁に貼り付ける某商品を撤去する動画で、壁紙がはがれてしまう瞬間の表情や悲壮感あふれる話ぶりは完全に素の状態だったと感じます。

・物の選び方・持ち方にも感情的な部分が大いに関係している
→兄のセイキンさんの物との距離感と比較するとよりわかりやすいですね。

YouTube Gamingのロゴ入りグッズが届いた動画ではおせちのお重のような立派な箱は「捨てられない!!」と萌えていた半面、大掃除動画では梱包用の段ボールを叩き潰していたり同じ「箱」という分類でも価値観がはっきりしているようです(分類のヒントになります)

・学習様式は触覚タイプ要素が強め?
→学習様式は視覚や聴覚・触覚といった知覚・感覚に関係するものと、それらをどのように情報処理し認知するかという主に2タイプがあります。

ヒカキンさんの場合、大量のぬいぐるみ(小さいものも大きいものも)、使用しているベッドや布団、2016年の買ってよかったものを紹介していた商品などなど動画のあちこちに手触りなど触り心地に関係するキーワードや動きがありました。(分類のカテゴリー決めや収納用品選びなどプランニングのヒントになります)

 

さて、今回ヒカキンさんは3年住んだ家を引っ越しされます。その理由は

  1. 物が増えすぎて手狭になった
  2. 運命の物件に出会った
  3. 30歳という節目

だそう。

新居は倍くらいの広さになるということですが、現時点ですでに動画関係のものがヒカキンさん個人で管理できる範囲を超えているのでまた次に引っ越しすることを考えると今のうちに仕組みを作っておいた方がいいのではと(勝手に)思ってしまいました。

 

さて、プランニングです。

本来のサポートはご本人が新居でどう暮らしたいのか・これからどうしていきたいのか、ヒアリングで伺ってご本人の言葉から理想のゴールを設定します。
今回は勝手に決めたゴール設定でプランニングしていきます。

新居で目指すゴール(ゴール設定)

・商品管理の仕組みづくり⇒ヒカキンミュージアム
”これから撮影する(したい)物の保管場所”と”撮影した物の保管場所”の明確化

・落ち着けるプライベート空間

・手をかけすぎずに自分で管理できる家事空間

 

オーガナイズのステップは「分ける」から。

家が大好き・YouTuberの仕事も大好き(苦にならない)・動画優先の生活 のようですし、とても広い家に住まわれるようなので、家の中で役割を「分ける」ご提案です。

 

部屋の役割で分ける

先ほども書いた通り洗濯や洋服を畳んだり、皿洗いやごみの処分などはヒカキンさん自身で管理できているようです。
(他人を頼るのは苦手だということなのでご自身で全てやっていると思われます)

管理できていないのは動画関係のオフィシャルなもの。これを「分けて」いきます。

今現在できている部分も大きいですが、役割がはっきり分かれることで「今優先したいこと」「ここだけは死守したい場所」が分かりやすくなり精神的なストレスも減るのではと思います。

 

プライベートな空間 オフィシャルな空間
部屋の役割 ・寝室 ・洗濯 ・浴室

・普段着る洋服収納

・動画撮影スペース

・編集&ゲーム実況部屋

・これから撮影する物の保管部屋

・ヒカキンミュージアム

 

時代で分ける

先日の記事にも書いた「ヒカキンミュージアム」

動画を撮って10年。引っ越しを重ねること数回。
いろいろなものが溜まっているようです。物置となってしまった部屋の奥に「前回の引っ越しで持ってきたもので大切なものもあるはず」と言っていました。

ヒカキンさんの中でその時その時を思い出す期間の区切りがあると予想しました。

ボンジョビと共演した時のシャツ、人生を変えた動画で着ていた服など今クローゼットに収まっている物でも動画に関する思い出グッズに入るものは一緒に分けていきます。

 

物の役割で分ける

日本ライフオーガナイザー協会の認定講座でサブテキストとしても使われているこちら。

49ページにカテゴリー分けのヒント「4Tsグリッド」が紹介されています。

Treasure
(宝物)
Toys
(おもちゃ)
Trash
(ゴミ)
Tools
(道具)

「箱」ひとつとってもヒカキンさんは単純に「いる・いらない」の2択ではなく「感情」も重視したこのようなカテゴリーで分けてみることをご提案します。

分けるカテゴリーの名前のつけ方は同じものでも人によって違います。自分が選びやすいしっくりくる分け方がわかるといいですね。
時代によっては2018年のように「YouTube」「テレビ」「イベント」などの分類カテゴリーが出てくるかもしれません。

※今回はヒカキンミュージアムというテーマだったので「時代」で分けましたが、よくある物「ぬいぐるみ」「ブランドもの」別に部屋を分けるのもいいですね。とにかく持ち主がしっくりくるカテゴリーで分けるのが大事です。
 

「分ける」の次は「収める」

プライベートとオフィシャルに分け、時代⇒物の役割で分けてきました。

これらをそれぞれの部屋に収めていきます。

「カラボを買おうかな?」という発言や、物にあわせた収納用品が少ないことからヒカキンさんは収納用品には興味がないようですね。

ずいぶん長くなってきたのでここでは現状上手くいってないように見える「洋服の収納」と「商品保管の収納」について書いてみます。 

洋服収納

まず、カラーボックスはヒカキンさんにはお勧めしません(笑)

たたむのが苦手な場合やたたむ時間ももったいない!という場合にはかける収納をお勧めすることもありますが、好きな洋服に触る時間も必要だったりするのかな?と思ったりもします。
そこで、普段着ている洋服はショップのような雰囲気で収納してみるのはいかがでしょうか。
黒いTシャツが好きなようですので、ショップのように積まれていることでその日着たい服が選びやすくなりそうですね。


 

ウォークインクローゼットや洋服部屋など専用の部屋が十分に用意できるので収納に扉はない方が管理しやすい(戻しやすい)ように思います。

商品保管の収納

高さを活かした壁面収納で一目でわかりやすく、収納力アップを目指します。
 

収納用品を選んだポイント
・まるおともふこがいる、ぬいぐるみなど布製が多いので掃除しやすいこと
・色々な大きさ・形の物があるので、棚の高さは変えられる(稼働棚)こと

例えばこんな収納なら色々な物が入っていても扉を閉めればごちゃつきは気になりません。
物量に合わせて棚まるごと同じ分類でまとめたり、棚を分けたりしてラベリングすることで、スタッフさんもわかりやすくなるでしょう。

思い入れが深いものはこういった棚で見やすくディスプレイしてもいいですね。(ミュージアムですし!)

(本当はスイッチ一つでクリアガラスと曇りガラスに切り替わるようなガラスの収納があればピッタリなのかもと思ったり)

オーガナイズの肝は「見直す」

ここまで色々とご提案してきましたが、何よりもオーガナイズの肝は「継続できる仕組み」

オフィシャル空間にあるものはヒカキンさんだけでなく他の人にもわかりやすくなるように、使い勝手をチェックし物が決められた場所に戻っているか、崩れている場所はなぜ崩れてしまったのか、新しく入ってきた物とのバランスはとれているか定期的にチェックできるといいですね。

 

と妄想で色々書いてきましたが、動画で知る(察する)範囲での勝手な妄想なので思い込みも多数入っています。

「これ違うし!」ということもたくさんあるかもしれません。でも実際に訪問する前にこんな風に準備していることを知っていただけたらうれしいです。

 
どんな空間を目指すかによっても提案することは変わってきます。

もし片づけのプロに依頼して結果を出したい!という方は、情報のズレが少なくなるように「あらゆる方向から撮った写真」「部屋全体(動線)がわかる写真」「うまくいっている・うまくいっていないと思う収納内の写真」「間取り図」「どんなことを大切にしているか」など色々な情報を伝えられるといいかなと思います。

それでも同じような収納形式に見えてそうする理由が全く違うこともあるので、どんなに仮説を考えても直接現場を見てお話を伺ってみないとわからないことも多いんですけどね(苦笑)

ヒカキンさん!新居紹介の動画楽しみにしています!!

私以外にも勝手にプランニングしているお二人を紹介します
兵庫の中村佳子さん


東京のオオノミエコさん

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