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【靴箱なし】団地の玄関の靴収納|1m四方でも散らからない置き方

靴箱のない団地の狭い玄関に靴を4足だけそろえて置いた様子 団地暮らし

団地の玄関に立って、靴をどこに入れればいいのか途方に暮れていませんか。

わが家の玄関は幅85cm、奥行きは50〜90cmの斜めの形で、人がひとり立てばいっぱいです。靴箱はありません。都営住宅に入居して最初に見たとき、正直「ここに家族の靴は無理だ」と思いました。

それから13年。いまは家族の靴を12足に決めて、玄関には4足だけ出すやり方で落ち着いています。ラックは置いていません。置かないほうが、この狭さでは暮らしやすかったからです。

こんな悩みはありませんか
  • 玄関に靴箱がない
  • 靴が出しっぱなしで足の踏み場がない
  • ラックを置くと玄関がさらに狭くなる
  • 子どもの靴がすぐ増える
  • 壁に穴を開けずに傘や鍵を置きたい
読者
読者
靴箱がないなら、スリムなラックを買えばいいんですよね。
すみか
すみか
それも1つの手です。ただ、1m四方の玄関にラックを置くと通れなくなります。わが家は「置かない」から考え始めました。

この記事では、靴箱のない団地の玄関で、靴の数を決める・出す靴を絞る・押入れの一部を靴箱にする・ドアと壁で小物を浮かせる、の順に、わが家がやっていることを実寸つきでまとめます。

靴箱がない団地の玄関の実情

靴箱がなく幅85cmしかない団地の玄関のたたき

昭和40年代築の都営住宅の玄関には、靴箱が付いていません。ドアを開けると、狭いたたきの向こうにすぐ襖と台所が見えます。同じ年代の団地なら、多くの家が同じ作りです。

まず、わが家の玄関の実寸を書いておきます。収納を考えるとき、ここが出発点になるからです。

幅85cm・奥行き50〜90cm・上がり框8cmの団地の玄関の寸法図

幅85cm・奥行き50〜90cm

たたきの幅は85cm。奥行きは形が斜めになっていて、狭いところで50cm、広いところで90cmです。上がり框の高さは8cmしかなく、天井までは240cmほどあります。

大人がふたり同時に靴を履くのは無理な広さです。奥行き30cmのラックを置いた時点で、通れる幅が半分になります。

靴箱は玄関にない

靴箱はありません。代わりに、玄関から少し離れた廊下側に、押入れの中段の一部が扉付きの収納になっています。ここが、わが家の靴箱です。

中は3段で、幅80cm、奥行き30cm、高さ80cmほど。棚の高さが微妙で、入居当初は子どもの靴でもぎりぎりでした。詳しくは後の見出しで書きます。

北側でルーバー窓、冬は寒い

玄関ドアのすぐ横がルーバー窓で、外気がそのまま入ります。靴の湿気やにおいで困ったことはありませんが、冬の寒さは別です。わが家はドアにプラダンを貼って冷気を止めています。

玄関の寒さ対策は別の記事にまとめています。この記事は靴と小物の置き場に絞ります。

靴を増やさない足数の決め方

家族の靴を並べて数を確認している様子

収納を考える前に、靴の数を決めます。入れ物を増やしても靴が増えれば元に戻るからです。わが家は大人と子どものふたり暮らしで、靴は合わせて12足です。

数を先に決めると、「入らないから収納を買う」ではなく「入る数だけ持つ」に変わります。この順番が、狭い玄関ではいちばん効きました。

わが家は大人9足・子ども3足

内訳は、大人がヒール5足、スニーカー2足、サンダル1足、長靴1足。子どもがスニーカー2足、サンダル1足です。

  • ヒール 5足
  • スニーカー 2足
  • サンダル 1足
  • 長靴 1足
  • 子どもの靴 2足
  • 子どものサンダル 1足

ヒールが多いのは仕事で履くためで、ここは減らせません。代わりに、普段履きは2足で回しています。

買い替えのときに古いものを手放す

ルールは1つだけ。新しい靴を買ったら、古い靴を処分する。買い足すのではなく入れ替えるので、足数は増えません。

「まだ履ける」と取っておくと、玄関からあふれます。買い替えの瞬間に決めるのが、いちばん迷いません。

子どもの靴も同じルール

子どもの靴はサイズアウトが早いので、増やすより回すほうが向いています。いま履いている靴が小さくなるか傷んだら新しく買い、古いものは入れ替えで処分します。

子どもの分は3足に決めているので、季節ごとに買い替えても数は変わりません。

たたきに出す靴は4足まで

団地の玄関のたたきに4足だけ靴をそろえて置いた様子

12足すべてを玄関に置くのではなく、たたきに出す靴を4足までと決めています。今日履く靴と、明日履く靴。それ以上は靴箱に戻します。

幅85cmのたたきに4足並べると、ちょうど片側が空きます。人が立つ場所が残るのが、この数の理由です。

その日に履く靴だけを出す

大人2足、子ども2足。天気で履き替える日は入れ替えます。出しっぱなしを4足で止めると、たたきに足の踏み場がなくなることがありません。

靴箱が玄関にない分、「戻す」動作が1歩多くなります。それでも4足なら、帰ってきたときに戻すのが習慣になります。

たたきの片側を空けておく

4足は壁側に寄せて、反対側は何も置かないようにしています。宅配を受け取るとき、荷物を置く場所がここです。

狭い玄関ほど、空けておく場所を先に決めると散らかりません。空けた場所に靴を置かない、これだけです。

来客の目線を考える

ドアを開けると部屋が丸見えになる玄関です。靴が4足そろっているだけで、印象はかなり変わります。

入居当初は突っ張り棒にカーテンを掛けて目隠しをしましたが、気休め程度でした。いまは靴をそろえることで代わりにしています。

靴箱代わりの押入れの使い方

廊下側に扉が付いた押入れの中段を靴箱として使っている様子

わが家の靴箱は、押入れの中段の一部です。廊下側に扉が付いていて、玄関から数歩の場所にあります。幅80cm、奥行き30cm、高さ80cmの3段で、ここに12足のうち出していない8足を入れています。

同じ間取りなら、廊下側に小さな扉がないか探してみてください。靴箱として使える場所が隠れていることがあります。

3段に12足を割り振る

上段はヒール、中段はスニーカーとサンダル、下段は長靴と子どもの靴。背の高い靴と低い靴を段で分けると、棚の高さが合わなくても入ります。

奥行き30cmは、大人の靴がちょうど1足入る深さです。前後に2足重ねると取り出せなくなるので、横に並べるだけにしています。

棚の高さが合わないときの工夫

入居当初、棚の高さが中途半端で子どもの靴でもぎりぎりでした。段ごとに入れる靴の高さをそろえるようにしてから、無理なく収まっています。

棚板が動かせる作りなら、ヒールの段だけ高くします。動かせなければ、背の低い靴を集める段を作るだけでも変わります。

季節の靴は押入れの奥へ

長靴やサンダルは、シーズンオフは押入れの奥に移します。透明の靴ボックスに入れておくと、中が見えて探さずに済みます。

押入れの奥は「退去まで動かさないもの」の置き場にしているので、季節の靴はその手前です。押入れの使い方は団地の押入れ収納のコツに書いています。

ドアと壁を使う小物の置き場

団地の鉄製の玄関ドアにマグネットで付けた小物入れと当番札

靴の次に困るのが、傘・鍵・ハンコ・当番札のような小物です。棚がないので、置く場所がありません。わが家は、ドアと壁に浮かせています。穴は開けていません。

都営住宅の玄関ドアは鉄製で、マグネットが付きます。ここを使わない手はありません。

鉄製のドアにマグネット収納

わが家のドアには、マグネットのフックを2つと、マグネット式の小物入れを1つ付けています。フックには団地の当番札、小物入れにはハンコとボールペンです。

宅配の受け取りでハンコとペンを探さなくていいのは、想像以上に楽です。ドアに付けるだけなので、退去時はそのまま外せます。

壁は突っ張り棒にフックで傘

傘は、壁と壁の間に突っ張り棒を渡し、そこにフックを掛けて吊るしています。傘立てを床に置くと、たたきがさらに狭くなるからです。

突っ張り棒は壁に穴を開けません。押入れでも使っている強力タイプなら、傘の重さで落ちることはありませんでした。

床には何も置かない

ドアと壁に浮かせた結果、玄関の床にあるのは靴4足だけです。傘立ても、マットも、ラックも置いていません。

床に何もないと、掃き掃除が10秒で終わります。狭い玄関を広く使うコツは、床を空けることに尽きます。

ラックを置かない選択と置く条件

スリムなシューズラックを団地の狭い玄関に置いた場合の通路の狭さ

靴箱がない玄関の記事では、スリムなシューズラックや突っ張り式のラックが必ず勧められます。わが家は置いていません。使っていないので使い心地は書けませんが、置かなかった理由と、置くならどんな条件かは書けます。

同じ団地で、奥行き25cmのラックを置いているお宅を見たことがあります。それでも、幅85cmの玄関ではかなり圧迫感がありました。

置かなかった理由は通路

奥行き25〜30cmのラックを置くと、たたきの通れる幅が55cmほどになります。子どもと一緒に靴を履く場所がなくなるので、わが家はやめました。

靴を12足に減らし、押入れの一部を靴箱にしたことで、ラックがなくても足りています。減らすほうが先でした。

置くなら突っ張り式で奥行き20cm以下

それでも置くなら、条件は2つです。床を使わない突っ張り式であること、奥行きが20cm以下であること。上に伸ばせば、床の面積を取らずに足数を増やせます。

靴のかかとを引っ掛ける斜め置きのタイプなら、奥行き20cmでも大人の靴が収まります。買う前に、たたきの幅と、ラックを置いた後に残る幅を測ってください。

下駄箱用の商品は使えない

「下駄箱の下に浮かせるラック」や「下駄箱の扉に掛けるホルダー」も定番ですが、下駄箱そのものがない家では使えません。商品名に「下駄箱」と付いているものは、買う前に取り付け先を確かめてください。

わが家のように押入れの一部を靴箱にしている場合は、押入れ用の靴ボックスのほうが合います。

玄関の靴収納のよくある質問

団地の玄関の靴収納についての疑問をまとめたイメージ

最後に、靴箱のない玄関でよく聞かれることをまとめます。わが家の経験で答えられることは経験から、そうでないことはその旨を書いています。

靴を減らす前に一度読んでおくと、手が止まりません。

Q
靴箱がないのは都営住宅だけですか
A
昭和40年代築の団地では珍しくありません。わが家も玄関には靴箱がなく、廊下側に付いた押入れの一部を靴箱にしています。同じ間取りなら、まず廊下側の小さな扉を探してみてください。
Q
家族の靴は何足くらいが目安ですか
A
わが家は大人9足、子ども3足の12足です。玄関に出すのは4足まで。数は家族の人数と仕事で変わるので、「靴箱に入る数」を先に数えてから決めると迷いません。
Q
靴を減らせません。どうすればいいですか
A
一度に減らさなくて大丈夫です。わが家は「買い替えのときに古いものを処分する」だけで、足数が増えなくなりました。捨てる日を決めるより、買う日に決めるほうが続きます。
Q
ラックは置いたほうがいいですか
A
幅85cmの玄関では、わが家は置いていません。通れる幅がなくなるからです。置くなら、床を使わない突っ張り式で奥行き20cm以下のものを、残る幅を測ってから選んでください。
Q
傘はどこに置いていますか
A
壁と壁の間に突っ張り棒を渡し、フックで吊るしています。傘立てを床に置かないので、たたきが狭くなりません。穴も開けていません。
Q
鍵やハンコはどこに置いていますか
A
鉄製の玄関ドアに、マグネット式の小物入れを付けています。中はハンコとボールペン。宅配のときにすぐ取れます。ドアにマグネットが付くか、まず確かめてください。
Q
靴のにおいや湿気は大丈夫ですか
A
わが家は13年で困ったことがありません。北側で涼しいこと、靴が12足と少なく風が通ることが理由だと思っています。寒さのほうが問題で、ドアにプラダンを貼っています。
Q
退去のときに原状回復は必要ですか
A
マグネット、突っ張り棒、プラダンは外すだけです。壁にもドアにも穴を開けていないので、元に戻す作業はありません。

今日できる玄関の靴の片づけ

靴4足だけを置いて片づいた団地の玄関

靴箱のない団地の玄関は、入れ物を買う前に「数を決める」ところから始まります。わが家は12足に決め、玄関には4足だけ出し、残りは押入れの一部に入れています。ラックは置いていません。

やることは靴を数える、出す靴を4足に絞る、小物はドアと壁に浮かせる。この3つだけです。どれも穴を開けず、退去時に外せます。

この記事のまとめ
  • 玄関は幅85cm・奥行き50〜90cm。靴箱はない
  • 靴は12足に決め、買い替えのときに古いものを処分
  • たたきに出す靴は4足まで。片側は空けておく
  • 押入れの廊下側の扉を靴箱に。段ごとに靴の高さをそろえる
  • 傘は突っ張り棒、鍵とハンコはドアにマグネット
  • ラックは置かない。置くなら突っ張り式で奥行き20cm以下

まずは今日、玄関に出ている靴を数えてみてください。4足を超えていたら、残りを1歩先の収納に戻すところからです。

穴を開けずにドアに付くだけ

入居直後の玄関の様子は入居してわかったこと その1(玄関)に、都営住宅に付いていないもの全体はわが家には無いものが色々ありますにまとめています。

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