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東久留米市のデコボの会主催 作業療法士の木村順先生の講演会に参加してきました。
8月に参加した講演会で木村先生のお話を聞いてファンになったからです。
冒頭の自己紹介で「口が悪いです」とおっしゃられます。
口が悪いというよりはっきりとおっしゃってくれます。
親に求めることと、仕事として支援する立場の人に求めることをはっきり示してくれます。
仕事としている方にはかなりキツイかもしれません。でも子供の将来に関わる立場として大きな責任とプロ意識を持ちながらされていること、仕事としてされる方に求めるレベルの厳しさは講演中の言葉一つ一つから感じ取れます。
(親は無給だし簡単にその立場を拒否することはできないが、仕事なら無理だと思ったら辞めたらいい。お金をいただいているんだから知識も手立ての数もレベルも磨いて当然。と。)
私自身、発達にデコボコがある子の親として聞きながらホッとする場面もあれば
自分の仕事への意識の持ち方を考えなおす機会にもなります。
今回の講演のテーマは「なわとび」
子供の参加もOKで、実際になわとびが苦手・もっと跳べるようになりたいというお子さんが先生の前で跳び、どこに課題があるのか、どんな手立てをどのくらいの期間していったらいいのか教えてくださるというなんとも贅沢な時間。
うちも子供を連れていきましたが気が乗らなかったようでやらず。。。(苦笑)
前に出て挑戦したお子さんが最初は数回跳ぶのが精一杯だったのが、先生の見立てでとあることを意識しながらトランポリンを数分跳んでみたりしたら、格段に跳び方がかわり、これは変われる!!すごい!!とその場にいたみんなが高揚感を感じた瞬間がありました。(プロってこういう事なんですね)
タイトルに書いたしがみつき抱っこもなわとびが跳べるようになるヒントの一つでした。
なわとびが跳べるようになるだけでなくとび箱や鉄棒、他の運動もしやすくなる、学習効率のアップ、体がシャッキリしてくると聞いたら毎日やらないわけにはいかないですね。
その後の懇親会までちゃっかり参加。
デコボの会のスタッフの方や木村先生との雑談の中でもたくさんの学びがありました。
病院や公共の団体ではなくもっと身近な立場の方と話をする場を探している方は、「発達支援サークルで・こぼ」に一度参加されてみるのもいいかもしれないですね。
ぶっちゃけ「こんな支援ってどうなの?」と思っても言える場はないし、学校にどのように支援をお願いしていったらいいのか、どのように話を進めていったらいいのかという声は、実際に経験してきた(当事者の)親だからこそわかることがありますね。
ママの会はたくさんありますし、目指すものやそこに参加する方たちが求めているものでタイプが変わってきます。ご自分にあった”ちょっと息抜きできる場所”、”困ったときに自分が求めているものを得られる場所”を見つけるとグンと楽になれますよ。
最近Facebookで流れてきたこの記事がとても興味深いものでした。
人は見たいように人を見るんですね。デコボコがあることを「困ったこと」と受け止める方も多いですが見る角度を変えてみたら、魅力が見えてくるんですね。